2009年01月12日
網膜復位術(網膜剥離 手術)
網膜復位術
網膜とは目の奥の膜のことをいい、
カメラで言うとフイルムの役目を果たします。
よく白内障の手術で水晶体のレンズを
とりかえるといいますが、
網膜の場合は取り換えはできません。
網膜は何層かになっており
その網膜に穴があいてしまいます。
穴から水が入り込んでしまい
徐々に網膜は剥がれていってしまいます。
剥がれてしまうと栄養がいかなくなり
網膜はダメージを受けてしまいます。
ダメージを受けた網膜は後から治すことはできません。
ですから網膜剥離というのはそのはがれてしまった
網膜を直すという手術になります。
つまり、この手術はよく見えるようになる
手術ではなく失明を防ぐための手術です。
むしろ手術後、多少元より見づらくなる
と思います。
それでも失明を防げれば
手術は成功ということになります。
また手術自体がうまくいっていても
1回で治るのは80-90%で
逆に10-20%は一回では治りません。
また状態によってはわざと
数回に分けて手術をすることもあります。
何度か繰り返せば最終的には99%は
網膜自体はくっついて元に戻ることはできますが
くっついたからといって
元の見え方に戻るとは限りません。
しかし放っておけば見えなくなってしまうので、
そうならないように手術をするということになります。
手術の方法はまずはバックルと言って
シリコンの当てものを目の周りにします。
それにより水をだすようにします。
また必要に応じて、水を直接外に出す作業をしたり、
はたまたガスを眼の中に入れて内側から
押さえつける作業を行います。
ガスを入れた場合はガスにより
網膜をくっつけるために1週間程度
顔を下向きに生活をしてもらいます。